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4月のご挨拶

千鳥ヶ淵の夜桜     

          

          親愛なる皆様
 


四月、卯月(うづき)は、
稲の種を蒔く「植月」とも言われ、古来から
春の田打ち、あるいは、卯杖を打って、
土地の精霊を呼び覚ます「打ち月」なのだそうです。
今年は、急激に春が来て、桜は例年より一週間近くも早く咲き始め、
上野の山は花盛りに近い状態になりつつあります。
「花」といえば、伝統的詩歌の世界では、「桜」を表します。
    
   [古今和歌集]   紀友則の歌
  「久方のひかりのどけき春の日に
        しづ心なく花の散るらむ」
 
 この桜の散りゆく風情を、声に出して詠むと、
移りゆく時の流れと、ものの哀れを感じずにはいられません。
 

 

 メルヘン 店主